初心者必見!FXを始める際にやるべき流れとは?
FXに興味があるけど何から始めればいいかわからない。そんな思いをしているFX初心者のために、「FXを始める際にやるべき流れ」について説明します。思ったよりも気軽にはじめることができますが、明確な意思を持って挑む必要もあるのがFXです。きちんと流れや心構えを理解したうえでFXを楽しみましょう。
目標の設定
あなたはなぜ、FXを行おうとしているのでしょうか?「憧れの車を購入したい」「結婚資金が必要だ」など、人によりさまざまな理由があるでしょう。ここで、はっきりとした目的が答えられなかった場合は、FXを始める手を止めてください。そして、明確な「目標の設定」を行いましょう。
なぜ目標の設定が必要なのでしょうか。それは、目標金額から逆算し、「どれだけ利益が出たらストップするか」を明確にできるからです。もし明確にしなかった場合、辞めどきがわからずに、現在の置かれている状況がわからないまま終わってしまいます。
また、自分自身どこに向かっているのかハッキリせず、モチベーション低下にもつながります。目標はより具体的にするとよいでしょう。「○万円を、いつまでに○万円まで増やす」これを意識するだけで、買いどき、売りどきがわかります。
知識の習得
「FXはしょせん、上がるか下がるかの運の勝負では?」そんな意見も出てくるのがFXですが、とにかくまずは、知識の習得から始めてほしいです。なぜなら、「知識の習得は、勝率を上げることにつながる」からです。
確かに、情勢によって大きく変動する面では運の勝負という呼び方もできるでしょう。しかし、その情勢の変動を予測し、正しいタイミングで儲ける選択ができるのは、知識を習得したものでないと難しいです。得た知識を実際に活用し、そこから経験を積み上げていくこと、それがFX攻略の近道です。
具体的にどのように知識を習得していけばいいのでしょうか。まずは、基本として、FXの仕組みについて学んでください。専門用語がいくつか出てきますが、「円高」「円安」について説明できるようになるだけで、日々増え続けるFX初心者に差をつけることができます。
ちなみに、日本円の価値が下がれば「円安」、価値が上がれば「円高」です。こうした専門知識を学習するツールとして、本、インターネット、FXスクールなどたくさんあるので、自分に合った学習方法を探し知識を習得しましょう。
取引の実践
FXについてブログ記事や動画教材で学んでいるのに、なかなか頭に入ってこない方は、取引の実践を行ってみましょう。実際にやってみることで理解がより深まります。
また、失敗をしたら必ず履歴に残し、なぜ失敗したのかを検討しましょう。それが経験となり、今後の成功に役立ちます。
それでは、実践までの流れを説明します。まずは、「FX口座を開設」してみましょう。本人確認書類とマイナンバーの用意をすれば、スマートフォンからでも口座開設が可能です。
口座開設をしたら、早速「資金の入金」をします。ここで、いきなり大きな金額を投入することは避けてください。場合により人生にかかわるほどの大損をしてしまうのがFXです。はじめはその日のランチ程度の少額から投資し、成功も失敗も受け止めながらやっていくといいでしょう。
次に、「取引スタイル」を決めます。スキャルピングと呼ばれる、1日に数秒単位で売り買いを繰り返すスタイルや、デイトレードという、1日から数日単位で行うスタイルなどが存在します。自身の生活に合わせて決めていきましょう。
次に、「通貨ペア」を選びます。通貨ペアとは、取引通貨の組み合わせのことです。日本円を絡める必要はなく、ドルとユーロなど外貨同士の組み合わせも可能です。
しかし、できれば最初のうちは、日本円とドルなどメジャーな通貨ペアにしておくことをおすすめします。なぜなら、情報が入りやすく判断の材料が多いからです。
ここまできたら、いよいよ「取引の実践」に入りましょう。今よりも上がると思ったら買い、下がると思ったら売りの注文をします。徐々にわかってきたら、指値注文、OCO注文などのさまざまな注文方法を試していくと、一気に知識が広がります。
情報収集を継続
FXで儲けていきたいと思うならば、情報収集の継続は欠かせません。常に勉強を続けていく必要があるともいえます。世界の動きに合わせて、大きく変動するのがFXの特徴です。
ニュースアプリや、FX情報サイトからの速報などに常に目を通しましょう。いつまでも古い情報ばかりに固執せず、常に最新情報をストックしておくことが大事です。
FX初心者がやるべき流れを説明しました。まずは明確な目標設定。それにあった知識の習得。取引の実践で学びを深める。情報収集の継続を忘れず、常にトレンドの最前線に乗る。やることが多いように思えますが、まずは自分の胸に手をあてて、なぜわざわざFXをやりたいのかを考えてみるといいでしょう。明確な目標に向けて動き出してしまえば、あとは自分の知識欲に従い、成長しながら続けていくことができます。